3回裏の攻撃
「1点のリードを許したまま迎えた3回の裏の攻撃、序盤戦のうちに追いついておきたいものです。さて、バッターは、8番ライトの・・・」
とは書いたものの、実際に試合が行われているわけではなく、ここは廃校になった小学校のグラウンド、さびついたスコアボードの点数も架空のものですね。
誰かがちょっとしたいたずらで点数を表示したのかなあと・・・
かつては照りつける日差しの中、声援と共に、子どもたちの熱戦が繰り広げられていたことでしょう。
グラウンドは、雑草がボウボウと生えているようには見えないので、今でも使われているような雰囲気はあるのですが・・・
統廃合が進み、年々数が少なくなっている県内の小学校、どこまで減ってしまうのか、少子化の歯止めが見えないいじょう、そんなことを思ってしまうわけです。
人口の減少は何十年も前からの大きな流れ、抜本的な問題の解決を先送りにし、箱モノや高速道路を造ればにぎわいができるとごまかしてきたツケがここにあるように思うのです。
この流れを断ち切るためには、大胆な発想の転換が必要なのですが、今の日本にそれができるのかと言えば、?ですよね。
今週は衆議院の解散が行われる予定です。
この疲弊した状況を変える絶好のチャンスかなと・・・
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コメント
こんにちは。廃校のグランド、寂しい光景ですね.
母校が消えて行くのは、本当に寂しいことです。
将来の子ども達が背負わされる膨大な借金は、今の親の世代が創り出しているツケによるとは、何とも情けないことです。
欧米の人口の減少は、20世紀はじめからすでに深刻化していました。
その中で例外的な地域があり、この問題の打開に、参考になるかと思います。
http://blog.goo.ne.jp/rgriggs1915/e/fb9c045beb1b3914a345e8e8f22b8fa9
投稿: Yuzou | 2009/07/19 08:00
Yuzouさんへ
リンク先の書き込み、読まさせていただきました。
とても参考になります。ありがとうございました。
今から60年以上も前に、乱開発を行うとその後どうなるかを予言されていた方がいたとは知りませんでした。
食料増産という名目で大規模な干拓事業を行った時点で秋田の未来が決まっていたということなのかもしれませんね。
勝平得之の絵画の世界にある豊かな頃の秋田、それはかけがえのない秋田の大自然があったからだと考えると、ハワード卿の言っていることが図星のように思えます。
投稿: arube | 2009/07/19 17:12