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新確認書

Hd8 比内地鶏の新しい確認書、そんなに急がなくてもと思っていたのですが、結局、ケージ飼い(カゴ飼い)を認めないという方針のまま交付されていまいました。
県議会でも、既存の業者の混乱防止や、飼育方法の移行期間を設けるためにも急がない方が、という意見も出されていたのですが、それは無視されたようでして、なんともまあ面白いことをするという感想であります。

ここぞとばかり、ケージ飼いの業者を締め出すために、全農が県に対し相当な圧力をかけたのかなあなんてことを、県の急ぎ方を見れば、そう、想像するわけなのですが、どうなんでしょうねえ?
お互い助け合って、ものごとを盛り上げることをせずに、お互いの足を引っ張り合う秋田県の県民性が如実に現れているようにも感じるのです。

厳格化すればするほど、事業がやりにくくなるはずなのに、なぜ、そこまで、飼育方法まで細かく踏み込むのか、私には?であります。
生き物の飼育ですから、物事には多少グレーゾーンがつきまとうのが当然かと考えますし、地鶏の「地」は地面の「地」ではなく、日本の在来種であるという血統の方の「地」でありますので、地べたで飼育しなければ地鶏でない、排除するというのは、それこそ、JAや県が自ら解釈を歪めているということにもなると私は思うのです。

宮崎県でしたっけ、ある業者が言ってましたよね、地べたで飼育すれば、地鶏であると、飼育している人すら、勘違いしているのですから、放し飼い、平飼いじゃあないと地鶏ではない、と言ってしまうと、消費者がますます誤解する危険性があります。
他県で、地鶏をケージ飼いしている方々から、秋田県が解釈を変えたと抗議されなければ良いのですが・・・

地べたで飼育されたからといって、味が保証される分けでもありません。血統が正しくても、本来の地鶏として品質になるのは、3割程度しかいないなんてことも専門家は言っているそうです。

本来は、生産関係者で協議をして、比内地鶏ブランドに対し、定義を決めるべきかと思うのですが、現場のことが分からない机上の議論しかしない県の担当者が規格を決めたなんてのはおかしいと考えます。
今回の新認定書の件、行政が関与しすぎだと思うのですが、関係者はそれで本当に安堵しているのでしょうか?
認定書を交付するからには、県が業者を見張り、違反していないことを定期的に確認する必要がありますが、公開されているチェックシート、これでチェックするための判断基準と言いますか、技量は判定する側にあるのでしょうか?
役所の素人がそんなことできっこないと私は思っております。生後、28日以降は放し飼いか平飼いにするとありますが、目の前にいる鶏が、生後何日目なのか、県の職員が分かるのでしょうか?

ということで、県のお墨付きなんて形だけであり、偽物防止にはならないのでありますが、こんなことに躍起になって、税金を投入し、新たな職務を創出するなんて、ばかばかしいと
思うのであります。

まあ、何れ、県の担当者の判定基準と飼育業者がやっている内容が食い違っているなんてこと、出てきそうな気がするのですがね。
県が考えているほど消費者は神経質にはなっていないと思うのですが、現場を肌で感じられない人たちにはそれが分からないのでしょうねえ・・・

ケージ飼いの業者のみなさん、JAには逆らえない、そのことが今回の一件で身に染みたかと、お察しいたします。

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