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鍛冶台いこいの森

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横手市雄物川町にある「鍛冶台いこいの森」です。国道107号線を雄物川町から東由利町へと行く途中に入り口があり、そこから車で10~15分程度の場所にあるのですが、アクセス道が細く舗装もされていないため、あまり利用されていないように感じ、まるで秘境のように思える場所であります。

その昔はここに村があり、江戸時代の裏街道的な道もあったそうで、戦後は引揚者のために開墾をし田んぼを造成したこともあるそうですが、50年ほど前に集落がなくなり、現在の森林レクレーションゾーンへと整備されたそうです。
かつての田んぼは湿原地に変貌を遂げ、貴重な植生生物の群生になっており、観光ガイドではここを「ミニ尾瀬」と例えております。

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ここには展望台もあり、横手市とその周辺の地域を一望することができます。

春は雪解けと共にザゼンソウ、キクザキイチゲが咲き、6月にはレンゲツツジの群生が咲き、ミツガシワ、ミズチドリ、トキソウ、サワランなどが、夏場はコオニユリ、コバキボウシが咲き、モウセンゴケが見られ、初秋から10月にはエゾリンドウ、ヤマラッキョウ、ウメバチソウなどが咲くそうでして、野草ファンには受けのよい場所だそうです。

ただ、平成の大合併により予算のやりくりがうまく行かなくなったため、現在は整備がおろそかになっており、下草が刈られず放置されている場所が多くなっているのが残念ですね。

寂しい感じのする場所でありますのでファミリー向けのようには感じませんが、自然観察が好きな方にはとっても良い場所なんだろうなあと思っています。
こんな場所がある、ということは、秋田は自然の宝庫ということですよね。

鍛冶台いこいの森
横手市雄物川町大沢字鍛冶台地区
(国道107号線坂ノ下関所跡から入った鍛冶台林道の先)

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コメント

 『鍛冶台いこいの森』を紹介いただきましてありがとうございます。

 私は、昭和36年(1961年)ここ地で生まれ育ちました。
当時、10数世帯があり、雄物川町立大沢小学校鍛冶台分校があったそうです。
 昭和39年(1964年)には、この地に電気が通り東京五輪を村中の人がテレビで見ることができたそうです。その後間もなく廃村になったようです。

 東日本大震のがあった平成23年(2011)に、嘗てここで生活をしていた父と母を連れて鍛冶台に行ってみました。ちょうど、鍛冶台いこいの森のあたりに、私の父母が耕作していた農地があったようです。
 母が平成28年(2016)に他界してから、毎日淋しそうにしている父はよく鍛冶台の思い出を話すようになりました。

 令和2年(2020)父84歳を鍛冶台に連れて行きました。
 父は普段、杖を使って歩いていたいるのですが、嘗て自宅があった場所の近くまで車で行くと杖を使わず早歩きしはじめました(よっぽど嬉しかったのでしょう) そこには、父が建てた家と農作業場の土台に使われた石だけが残ってました。当時は、新婚で楽しかったこと辛かったことなど、今は亡き妻との思い出が蘇ったのでしょう。
 
 
 御覧の方で、鍛冶台で生活をされていた方や
思い出のある方は、メールをお願いします。

 

投稿: 貴俵 順征 | 2023/05/15 23:08

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