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秋田ブランドの宣伝方法について考える

今日は妙な秋田のこだわりに苦言を少々。

秋田ブランドの作物を新たに作り、売り出そうと、県とJAで色々と取り組んでいるようで、この間はえだまめの話題をTVでやっていました。

最近売り出されているものに、りんごの秋田紅あかり、スイカのあきた夏丸などがあるわけですが、それに続けと言うことですね!
秋田の農業の活性化のために大変よいことだと思いますので、大いにガンバレと声援しております。

でも、不思議に思うのは、ブランド名の先頭に必ず「あきた」を入れるところですね。
このこと、ちょいと面白いと言えば面白いですね。

お米でも、なぜか、秋田は、あきたこまちということで、「あきた」が冒頭につきます。他県のお米は、ひとめぼれ、はえぬき、コシヒカリ、ササニシキにしても県名は付かないのに、なぜか秋田は「あきた」という言葉にこだわっています。
「だだちゃまめ」もべつに「やまがただたちゃまめ」じゃないけど、良く売れているし、消費者だって、特に山形だから枝豆がおいしいはずと意識はしてないはずです。
でも、新しい枝豆は、「あきた・・・」という名前になるんだろうなあ?

秋田県ということに大変自信を持っていることの現れかもしれませんが、買う方にとっては、「あきた」なんていう言葉がどうでもよいわけで、おいしくて、価格も納得といけそれでOKなはずなのですけど。
売る側にしても、本来売れればいいはずで、特に秋田のものと意識してもらわなければ、買ってもらう意味がないといわけではないはずです。

というのも、私は「あきた」というのを前に出さない方が、売れるのではと、思ってます。
「秋田」という名前が付けば、おいしくて、安心して食べられるものというイメージが全国に
定着しているのであれば良いのですが、そうではないと思います。本当に「あきた」を付けることが販売効果があるのかどうか、ちゃんと全国的に調査を行ってから判断をした方がよいかと思います。

「秋田」と聞いて全国の秋田県外の人が、りんごやスイカ、えだまめがおいしいところと連想してくれればいいのですが、そうじゃあないですよね? 逆に、なんで秋田でりんごなの、スイカなのえだまめなの?
そんなの聞いたことが無いからおいしくないに違いない、なんていうことになりませんかね? と心配するわけで。
なので、かえって「あきた」を付けずに売り出して、逆に、新しいとってもおいしい品種の「紅あかりりんごですよ」と試食させるほうが、変な先入観を与えずに済むので消費者が好感を持ちやすいように思います。
まずは、おいしいというイメージを持たせることを頑張り、よい反応が返ってきて、お客さんが「どこのりんごですか」と聞いたら、これは秋田でしか取れない貴重なりんごですよと言って、へぇ秋田にもおいしいりんごがあるんだと感心させ方が、より消費者への印象付けがいいように思います。

全国で「あきた」と聞いてイメージするものと聞けば、「なまはげ」、「きりたんぽ」、「かまくら」とか出てくるはずです。でも、これらは、あきたなまはげ、あきたきりたんぽ、あきたかまくらとはわざわざ言わないはずです。
きりたんぽといえば秋田と定着しているので、その必要が無いからです。りんごの紅あかり、これがおしいと評判になり定着すれば、紅あかりといえば、秋田とやがて連想してくれるはずです。
りんごは出荷して買ってもらえばいいのであって、秋田を宣伝して、東京からりんご狩りに人を呼ぼうなんて観光まで考えるのは先走りかも?

「あきた」の名前にこだわるよりも、まずは中身で勝負しましょう。もし仮に、全国の人のお口に合わなかったら「あきたブランド」のイメージダウンのリスクを背負っていることも忘れないで欲しいと思います。
別に、秋田を卑下しなさいと言っているわけではなく、「なんで秋田でこれが」と変な先入観を持たれると、売れるものも売れなくなる可能性があるということを考えて欲しいのです。
人はなかなか良い方向には連想してくれませんからね。

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